今回は知育パズルのタングラムに関する投稿です。
みなさん、お子さんの知育おもちゃにタングラムを取り入れていますか?
図形学習がはじまる前にタングラムに触れることで、図形感覚が身につく効果はよく知られています。
しかし、タングラムにはそれ以外にも様々な知育効果があり、現在療育の中でも広く取り入れられています。
(勝手にグレーゾーンと思っている)小4の長男も、時々タングラムをつかってお勉強しています!
そこで今回は、図形学習真っ只中の小学生からでもぜひ取り入れてほしいタングラムに関して調べてみました。
- タングラムの知育効果について知りたい
- タングラムの対象年齢について知りたい
- タングラムの素材・遊び方について知りたい
といった方へ☆
タングラムをお子さんの知育に取り入れてみませんか?
タングラムとは?
タングラムとはどのような知育おもちゃなのか皆さんご存じでしょうか?
7つのピース
タングラムは、7つのピースを組み合わせて図形をつくるパズルおもちゃです。
大小3種類の直角二等辺三角形・平行四辺形・正方形の7ピースをつかって完成形を目指すのが一般的なタングラムです。
正解が1つではない
見本通りにつくる遊びや自分のイメージを図形で形作る遊びなど、通常のパズルとは違い正解が1つではない点がタングラムの魅力です。
7つのピース・形に制限がある中で、イメージをふくらませることがタングラムをより楽しむポイントですね☆
中国でうまれたおもちゃ
タングラムは、紀元前2000年頃の中国が発祥と言われているようです。(※諸説あり)
当時の中国で、タングラムは七巧図と呼ばれ、タングラムセットや問題集が複数存在している点が中国発祥とされている理由です。
後にヨーロッパやアメリカに伝わり、ヨーロッパでタングラムという呼び方が一般的になりました。
タングラムの対象年齢
では次に、タングラムの対象年齢に関してです。
3歳から
おもちゃメーカーの基準では、タングラムの対象年齢は3歳以上と設定されています。
図形に親しんでもらうため、少なめのピースで遊ばせる場合は2歳頃からがオススメです。
小さなお子さんが遊ぶ場合は、誤飲やピースの角でのケガに十分ご注意ください。
小学生から
一般的には3歳頃から知育に取り入れる方が多いタングラムですが、実は小学生からはじめる方も多いんです!
タングラムは見本を見てその通りつくる課題を通して
見本と実物を見比べる力
が身につきます。
この力はお子さんによって得意・不得意が分かれるのですが、
うちの長男もどうやらこの作業が苦手なよう…
苦手そうだなと気づいたのは小学生になってからですが、気づいた時から知育に取り入れても遅くはなかったと感じています。
タングラムはシンプルな数・形だからこそ、年齢や遊び方に応じて様々な力が身につくので、小学生からでも取り入れてみる価値ありです!
タングラムの知育効果
では、タングラムにどのような知育効果があるのかご紹介します☆
集中力が身につく
まずタングラムの知育効果として挙げられるのが、集中力が身につく点です。
パズルの知育効果としても以前ご紹介しましたが、タングラムも見本を見ながら完成形を目指す作業のなかで、集中して取り組む姿勢が身につきます。
幼児期から遊びを通して集中力が身についていると、学校での学習もスムーズに進みますね☆
タングラムは見本の難易度によって完成させる時間を短くできるので、集中することが苦手なお子さんにぴったりです。
問題を減らしたり、休憩をはさみながら、お子さんにあった時間設定で集中力を高めてあげてください。
思考力が向上する
タングラムには、思考力を向上させる知育効果もあります。
一般的なパズルと違い、タングラムには正解がたくさんあります。
形を並べ替えたり裏返したり試行錯誤しながら、正解を探っていくなかで、思考力を鍛えることができるのです。
創造力が豊かになる
想像しながら正解の形を導くことで、タングラムには創造力が豊かになるといった知育効果も期待できます。
近年、新しいアイデアを生み出したり、正解をイメージして自分なりに道筋を立てて考える力が重要視されています。
既成の問題だけでなく様々なお題を出しながら、楽しんで創造力を豊かにしていけるとよいですね☆
図形感覚が身につく
タングラムには、図形感覚が身につく効果があります。
一般的なパズルとは違い、タングラムのピースは正方形や直角三角形などの基本的な形でできています。
幼児期にこれらの図形に触れることで、ものの形や特徴・組み合わせ方など、遊びを通して図形感覚を養うことができるのです。
図形感覚は視覚能力に大きく関わっているため、美的感覚やバランス感覚にもよい影響があります。
達成感が味わえる
タングラムのもう1つの知育効果として挙げられるのが、無理なく達成感が味わえる点です。
タングラムは、完成が一目で分かるため、達成感が味わいやすい点が魅力です。
以前ご紹介したひもとおしも集中力や想像力を鍛えるおもちゃなのですが、全部通し終わるまでに飽きてしまうことも…
その点タングラムは、見本の難易度を変えることで飽きずに最後まで完成させることができます。
達成感が得やすいので、色々な問題にチャレンジする中で、自己肯定感を高めていけるんですね☆
タングラムの素材
次に、タングラムの素材をご紹介します。
タングラムには様々な素材があるので、それぞれの特性を理解してぜひ取り入れてみてくださいね☆
タングラムには
- 木製
- マグネット
- プラスチック
- 紙(段ボールなどで手作り)
などの素材があります。
個人的には、扱いやすい木製のタングラムがオススメです。
木製のおもちゃは手触りもよく、愛着がわく点もいいですよね☆
小学生から取り入れる際は、マグネットやプラスチック製などカラフルで数が多いものを選んでみても◎
ただし、扱いづらいタングラムだと思った所にピースが置けずお子さんが嫌になってしまうことも…
ぶきっちょな次女はマグネットタングラムが上手く置けなくてイライラ!
最近やらなくなってしまいました…
わが家の次女と同じぶきっちょさんはご注意を!
タングラムの遊び方
タングラムには様々な遊び方があります。
付属についているシルエット見本を見ながら、お手本を完成させる遊びが一般的です。
しかしそれ以外にも、言葉やお写真でお題を出しイメージをふくらませながらお題を完成させる遊びもあるので、工夫しながら色々な遊び方を楽しんでみてくださいね☆
タングラムパラドックス
もう1つタングラムで押さえておきたいのが、タングラムパラドクスです。
「タングラムパラドックス」とは、形も大きさもほぼ同じように見える図形でありながら、比較すると少しだけ違う図形、つまりピースの並べ方が異なる図形のことを言います。
And TOYBOXサイトより引用
同じように見えて、実は並べ方が異なっている不思議なタングラムパラドクス。
※参考サイト
>> 情報知識&オピニオン imidas 時事用語事典 タングラムのパラドックス
お子さんが挑戦する際は難しいかもしれませんが、図形の不思議を学べるのでオススメです!
タングラム無料プリントサイト
タングラムは無料プリントサイトをつかって手作りすることができます。
※手作りタングラム
>> ちびむすドリル タングラムをつくろう!
問題もサイト内にあるので、手作りすることで気軽にお子さんの知育に取り入れることができる点がありがたいですね☆
タングラムの問題はわが家もつかわせてもらっています。
基本問題から少し難しい応用問題までそろっているので、ぜひ参考にしてみてください。
最後に
今回は知育パズル・タングラムについてご紹介しました。
タングラムをお子さんの知育にぜひご活用ください。
一緒にタングラムで遊びましょう!
※参考サイト
- And TOYBOX 知育に役立つタングラムとは?遊び方・メリット・おすすめまで総まとめ
- トイサブ タングラムにはどんな効果があるの?遊び方やおすすめ商品も紹介!
- お受験ナビ 【知育玩具】タングラムのメリット6つ|効果的な遊び方も
- Cha Cha Cha 人気の知育パズル「タングラム」とは?知育効果や選び方を徹底解説
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