今回は小3の長男が体験した
Z会 調べるひろがる探究講座(3~6年)
についての投稿です。
今教育の世界では、たんきゅう(探究)というキーワードが注目されています。
「詰め込み型」ではなく、まだ見ぬ答えを探し求め、自ら問いを立て、課題を解決していくという学び方です。
夏休みの自由研究などはそういった学習にぴったりなのですが、どのように調べていけばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか?
そこで、こちらの講座をご紹介します。
自分が知りたいことをどうやって調べたらいいのか分からない
子どもに聞かれても調べ方を教えられない
といったお子さん・親御さんへ☆
オンライン百科事典をつかった、調べ学習の方法が学べる講座です!
※こちらの記事はZ会・ブリタニカジャパン株式会社さまに、2022年度の教材を提供していただき作成しています。
2023年度の教材は一部内容が異なりますが、各学年のテーマは同じです。
我が家の体験・感想がご参考になればと思います。
【調べるひろがる探究講座】とは?
講座の内容
まず、【調べるひろがる探究講座】がどのような講座なのかについてご説明します。
こちらの講座は、ブリタニカ・ジャパンのオンライン百科事典とZ会の通信教育を組み合わせた、小学生のための探究型学習講座です。
各学年に応じたテーマに取り組み、ほしい情報を自分で見つけ出す経験を通して、「探究力」を引き出します。
調べ学習の方法・資料の読み方・活用方法・課題設定方法・まとめ方などを、スモールステップで学習していけるので、無理なく探究学習の方法が学べます。
※ブリタニカ国際大百科事典…英国で刊行され、250年の歴史ある世界的な百科事典
- 調べ学習に必要な調べ方やまとめ方が上手になる
- 理科(科学)や社会(地理や歴史など)の理解が深まる
- 物事の多角的な見方が身につく
- 情報の見極め方や分析の仕方がわかる
- 好奇心が強くなり、新たな学びに積極的になる
※公式サイトより
具体的には
約40分 × 4回 の短期集中講座
Z会オリジナル学年別テキスト + 提出課題 の個別専門指導
受講期間中オンライン百科事典が使い放題(2023年9月30日まで)
などの特徴がある短期集中講座です。
学習の流れ
次に、どのように学習を進めていくのかを紹介します。
講座は4回にわたり、教材「エブリスタディ」を使用して、ブリタニカのオンライン百科事典「ブリタニカ・ジュニアサーチ for Z会」で調べながら進めていきます。
具体的には以下の取り組みです。
①教材「エブリスタディ」の第1回~第4回に取り組む
↓
②提出課題「探究シート」に取り組み、シートを郵送する
↓
③評価コメントを読み、「探究シート」の取り組みをふりかえる
※③ 「探究シート」のふりかえり
Z会到着から2週間程度で、評価コメントの入った「探究シート」が「調べ
るひろがる探究講座 受講者専用サイト」にてご確認いただけます。
なお「探究シート」の郵送での返却はありません。
このように評価コメントがもらえます。
教材が到着してから1か月前後で最後の「探究シート」のまとめを提出することが目標になります。
料金
各3,740円(税込)
- テキスト + 提出課題1回(指導者によるコメント・評価付) + オンライン百科事典利用料金 を含んだ金額
- Z会の通信教育 小学生向けコースを受講していなくても、単独受講できます!
申し込み期間
2024年5月27日(月)~7月21日(日)まで
☆申し込み特典
- オリジナルクリアファイル(6月30日までに申し込みをされた方)
- オリジナルキーワード付箋を受講された方全員にプレゼント!
教材「エブリスタディ」第2回を体験してみました☆
我が家は4回の講座の中で、第2回 動物のなかま分けについて考えよう!を小3の長男が体験しました。
講座のテーマは「オリジナルの動物図かんを作ろう!」です。
- 第1回 動物のことを調べてみよう!
- 第2回 動物のなかま分けについて考えよう!
- 第3回 オリジナルの動物図かんを考えよう!
- 第4回 図かんの特集ページを作ろう! >>探究シート
※体験した講座のテーマです。
教材はこちら☆
- 「エブリスタディ」
- 「エブリスタディ 答えと考え方」
- 「探究シート」
- 「探究シート」提出用封筒
ミッション1
ミッション1は「魚類」「両生類」「は虫類」「鳥類」「ほ乳類」という言葉を調べてみるという内容です。
教材とパソコンを準備し、さっそく調べていきます。
オンライン百科事典を使うのが初めてで、おそるおそる画面右上の「検索ボックス」に「魚類」と入力しました。
我が家の長男はパソコンの操作に慣れていないので私が入力しましたが、慣れてきたら操作もぜひお子さんに任せてあげてください。
検索結果に出てくる「オススメ」のマークがついたページを選び、「魚類」のとくちょうと動物のれいについて調べます。
情報量が多いので、はじめてのお子さんは親御さんが一緒に探してあげると分かりやすいと思います。
「ほかの魚もいっぱい分かるよ~!」
と、我が家の長男は知っている魚をいっぱい言っていました☆
課題から学習が広がっている様子!
続けて、「両生類」「は虫類」「鳥類」「ほ乳類」も検索ボックスに入力し調べていきます。
調べながら
「両生類って何?」
「カエルとヘビってなかまじゃないんだ~!」
など、調べることば以外にも色々な気づきがあったようで、生き物好きの長男は興味しんしんでした。
ミッション2
ミッション2は「ほ乳類」「魚類」などの「なかま」から2つ(以上)選び、「世界の動物」のページから、気になった動物の説明文や写真・図を見てみるというミッションです。
長男は「鳥類」と「は虫類」を選びました☆
手順はこんな感じです。
①左側のテーマ別メニューから生き物のようす・動物・植物をクリック
②動物のカテゴリー内にある世界の動物をクリック
③調べたいなかま(我が家は「鳥類」と「は虫類」)をクリック
④特に気になる動物をクリック
長男は「鳥類」の中からカッコウを選びました。
カッコウを『ざんねんないきもの事典』で見たので、詳しく知りたかったとのこと。
「カッコウは自分で巣をつくらず、他の鳥にヒナを育ててもらうらしい」という情報が本当なのかを確かめていました。
次に選んだのは、「は虫類」のインドコブラです。
「は虫類」の中でヘビを選ぶ予定が、コブラもいる!と大騒ぎに!
一番テンションが上がっていたのが、コブラとマングースの戦い動画です。
「どっちが勝つかな?」
「頭をパクってした!」
「あ、やっぱり!!」
と、持っていた本も取り出して、見比べたりしながら楽しんでいました。
そうこうしながら、ミッション2も完了しました☆
オンライン百科事典で調べ学習をやってみよう!
今回はじめてオンライン百科事典を利用してみました。
課題(ミッション)をクリアしていくなかで、自分の知っていることや知りたいことがどんどん広がっていく子どもの様子に、あらためて調べ学習の大切さを感じました。
少し難しい用語などもあるので、はじめはお子さんと一緒に取り組んであげてください。
慣れてくると、動画や音声などを自分で検索して楽しんでいました。
また、パソコンの操作が苦手なお子さんも少し手助けしてあげた方がいいかなと思います。
ちなみに、特設サイトには実際に講座を受講された方の「声」が紹介されていますが、今回のわが家での体験を通じて、私が特に共感した「声」があったのでここでも紹介させていただきます。
最初は大好きなうさぎについて調べていましたが、「ブリタニカ・ジュニアサーチ」に夢中になり、読み進むうちに世界がぐんと広がったようです。
「一つの生き物だけでなく、“哺乳類”にする」と、最終的に大きな括りのテーマに決めたのを聞き、子どもの成長を感じました。(3年生Kさん・保護者さま)あまり学校でやったことがなかったので、最初は難しく感じました。でも取り組んでみると、知らないことを調べたり、それをわかりやすく伝えられるよう工夫したりと、いろいろ考えて取り組むことができました。(6年生 Yさん)
Z会公式サイトより引用
ご興味がある方、ぜひ一度体験してみてくださいね☆