我が家の長女(小6)、長男(小2)は現在個別指導塾(1人の先生に3人くらいの生徒)に通っています。
まだ通塾2年ほどですが、私なりに感じた個別指導塾のメリット・デメリットについて書いてみたいと思います。
個別指導塾のメリット・デメリットを知りたい
中学受験に集団塾か個別指導塾どっちを選ぶべきか悩んでいる
といった方に向けて☆
中学受験塾選びの参考にしていただけたら嬉しいです!
メリット 一人一人に合わせた指導をしてもらえる

まず、個別指導塾の一番の魅力は自分のペースで勉強が出来る所です。
我が家の場合、長女は集団塾や映像授業の塾も見学・体験したのですが、どちらも進むペースが速くてついていけないと言ったので個別指導塾を選びました。
長女のように、人よりも理解して納得できるのが遅いタイプの子は個別指導塾がオススメです。
また、長女は普段国語と算数を習っていますが、苦手な算数の進み具合がどうしても遅くなってしまいます。
なので、一時期国語の時間を算数の時間に回して算数を2コマしてもらっていました。
進度が一緒になった段階で国語の授業に戻してもらっていますが、一人一人に合わせた授業をしてもらえる例の一つかなと思います。(塾によっても違うと思うので、ご検討されている塾の方に一度確認してみてください)
その他、苦手な所と得意な所は難易度を変えた副教材で補ってもらっている点からも、子どもの苦手・得意に合わせた指導をしてもらえていると感じています。
メリット 自分の都合に合わせて授業が組める
また、他に習い事が多い方には個別指導塾がオススメです。
我が家も集団塾の時間が他の習い事と重なっており合わなかったのですが、個別指導塾では空いている時間に授業を入れてもらうことが出来ました。
我が家が通っている塾は前日までに連絡すれば、別の日に授業を振り替えてもらうこともできます。
コロナ禍で塾に行けなかった時も、休んでいた分を別の日に振り替えてもらうことができました。
個別といっても3人くらい生徒さんもいるので、断るのもそれほど気になりません。
メリット 先生に質問しやすい

長女が集団塾に行けなかった理由の一つが、体験授業の時恥ずかしくて先生に質問出来ないと言っていたことでした。
授業が進んでいく中で、自分だけが質問するということに抵抗があったようです。
その点、個別指導塾では先生との距離も近く質問がしやすいと思います。
質問しなくても、分かっていないことがすぐばれてます!
デメリット 仲間がいないのでのんびりしてしまう

ここから、デメリットです!
私が感じる一番のデメリットは、受験仲間がいないので、子どもが受験に対して危機感を持てない点です。
自分のペースでしっかり勉強できる子はいいのですが、我が家の長女はなんだかのんびりしています…
親として色々言ってみたりするのですが、実感がないのでやっぱりのんびりしています。
補足です☆
受験まで半年をきった頃から、同じ中学受験をするお友達ができました!
集団塾と違って、同じ目標を持つ仲間が出来にくい点が個別指導塾のデメリットですが、入試が近くなると塾で出来たお友達と模試を一緒に受けに行ったり自習室で一緒に勉強したりと楽しく勉強できているようです。
濃い関係で一緒に切磋琢磨していけるというメリットが一つ増えました!
デメリット 授業料が高い

個別指導塾は、1教科あたりの授業料が一般的な集団塾より高いと言われています。
個別指導塾の中学受験コースは月額授業料は小6で週1回1.5万円から4万円程度と塾によってまちまち。単純計算で年間換算すると18万円から48万円、週2回通えば36万円から96万円になります。
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でも、親として出せるお金は限られていますよね。
4教科全部の対策をするにはかなりお金がかかると考えておいた方がよいでしょう。
我が家は国語・算数・英語が受験科目になっているのでいいのですが、公立の中高一貫校など4教科の対策が必要な方は金額的に大変かなと思います。
費用を抑える方法として、
個別指導塾とオンライン塾を併用する
自習室を活用する
個別指導塾と市販の受験用教材を併用する
などの方法があります。
受験の情報やペースをつくるためにも塾には入っていた方がよいと思いますが、費用の面で不安がある方は、色々な方法を試してみてください。
補足です☆
料金の面で高くつくことを挙げましたが、個別指導塾は夏期講習等も、自分の受験したい科目や苦手科目を選べますし、時間も自分で調整できるので、予算内に収めるという発想が出来ます。

デメリット 先生の質が塾によって違う
我が家の塾の先生は、学生ではなく長年塾の先生として勤めてこられた方なので大丈夫ですが、口コミを見ていると塾によっては学生の方であまり教え方が上手でないこともあるようです。
また、個別指導塾は先生との距離が近い分、先生と生徒の相性も大切になってきます。
苦手な先生で質問出来なかったり合わなかったりすると困りますが、距離が近すぎても勉強に集中できないので適度な距離感も必要です。
最後に

塾選びについて今振り返ると、初めは考えてもいなかった様々なメリット・デメリットがありました。
夏・冬などの長期休みや受験が近づく時期は通塾回数も増え、田舎で塾までが遠かったため、塾代だけでなくガソリン代がかなり高くついたことも、今になって気づいたデメリットです。
また、塾の間は下の子たちが時間を持て余してしまい大変でした。
でも、子どもの得意・不得意にピンポイントで指導してもらえたことは、5年生から中学受験を決めた我が家にとって大きなメリットでした。
この記事を読んでくださった方は、ぜひ色々な視点を持ってお子さんに一番合った塾を探してみてください。
また、塾はそれぞれ雰囲気が違っていて、先生とお子さんとの相性も大切です。
どこがいいかぜひ色んな塾を体験してから選んでみてください。
体験授業は無料の所が多いので、数回分タダで教えてもらえたとちょっと得した気分にもなれますよ☆
個別塾のメリット・デメリットについての話でした☆


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