今回は小6長女の中学受験についての投稿です。
長女は5年生で中学受験を決めました。
一般的には3~4年生から受験の準備をする方が多いので、受験を決めるには遅い方だったと思います。
しかも、田舎の小学校で周りに受験する子がおらず、長女が5年生の時私自身何から手をつけていいのかまったく分かりませんでした。
なので、わが家で受験を決めてからやったことを反省も含めて書きたいと思います。
- 成績は普通
- 5年生から受験を決意
- 田舎中学受験生
- 中学受験で何から手をつけていいのか分からない
といったキーワードで当てはまる方にはお役に立てるかもしれません。
小5で中学受験を決めた時にやったことです☆
問題集をひたすら買う
よかった点 出来ない教科は出来る学年までさかのぼった
はじめは何をすればいいかわからないので、ひたすら問題集を買いました。
学年相当の基本的な問題集からはじめたはずが、算数があまり分かっていないことに気づき、3年生の計算問題までさかのぼることになりました。
でも、色々な問題集をやってみて何が分からないのかということが分かっただけでもよかったかなと思います。
ちなみに、長女は計算があまりにも遅かったので、5年生から6年生になる前の1年だけ算数は塾と公文を同時に習っていました。
塾の宿題が増えてきたので6年生で公文はやめましたが、計算が苦手なお子さんは試してみてください。
公文は通常の宿題の2倍出してもらっていたので、計算問題はかなり早くなりましたよ!
100マス計算も計算の遅い子にはオススメです。
わが家は下の子も一緒に使えるように、こちらを買いました。
また、『算数つまづきシリーズ』は算数全般が苦手なお子さんにオススメです。
シリーズで「図形」「文章題」「計算」などがあり、塾の副教材として使用していました。
反省点 基本が出来ていないのに、先に難しい問題集を買ってしまった
問題集を買った時の反省点としては、はじめから難しい問題集もたくさん買ってしまったことです。
基礎がしっかり出来ていると自信があるお子さんは、ぜひ色々な技を問題集から学んでいってほしいですが、わが家の場合中学受験を決めた最初の時期には早すぎたかなと思います。
こちらの「塾技」は中学受験を考えている方必須です!
反省点 親が教えてイライラ!ケンカになってしまった
わが家では塾が決まるまでは、問題集を親が教えていました。
私自身は家庭教師のアルバイトや教員経験もあったので、自分の子どもにも教えられると当時は思っていました。
でも、時間がないという焦りとなかなか問題が解けない娘に夫婦2人ともイライラ!
今も分からない所を教えることはありますが、基本的には塾に任せることでバランスをとっています。
こちらのふくしま式の問題集は、国語の基本的な問題の解き方などが教えやすかったです。
漢字が苦手な方や遊び感覚で漢字に触れたいお子さんは、好きなアニメの問題集などがオススメです。
受験用という感じではありませんが、わが家の長女は夏休みにお友達と自習室などで楽しく解いていました。
行きたい学校の過去問を買う
よかった点 学校の価値観が分かった
問題集を買うことと同時に、行きたい学校の過去問題を買いました。
もちろん、まったく出来ません!
でも、学校の過去問題の中からその学校の価値観が分かる(特に国語の文章問題)そうなので、はじめの頃に過去問題に触れることは大切なのかなと思います。
自分の行きたい学校が何を大事にしているのかを知ることで、その学校と自分の将来の方向性とが合っているかを確認することができます。
いくつか行きたい学校の候補がある方は、一度それぞれの学校の国語の問題を解いてみてください。
志望校と過去問の関係については、こちらの本に書かれていました。
これから受験するかどうか悩んでいる方は、ご参考に読んでみてください。
反省点 出来なさ過ぎて落ち込んだ
出来ないと分かった上で問題を解かないと、子どもはかなり落ち込みます!
塾にも行っていない普通の5年生は、まだ小学校の授業ですべてのカリキュラムを終えていないので過去問題はあまり解けません。
でも、本人としてはやる気がある状態で解いているので、受験問題と学校のテストとの壁をはじめて感じた瞬間だったようでした。
ここで受験をやめると言わなかったことは意外でしたが、落ち込んで1回やる気をなくしていました…
全国統一テストを受ける
よかった点 全国での自分の順位が分かった
それまでは学校での成績しか分からなかったので、初めて全国での順位を知り衝撃を受けました。
しかし、受験をしたいという気持ちばかりが先立っていた長女が、自分の成績を客観的に見るいいきっかけになったかなと思います。
学校の成績と全国の成績がこんなにも違うのだということを、普通に学校に行っているだけでは分かりません。
受験を決めたら、自分の成績を広く客観的に見る視点が大切になります。
これは、これからの高校受験、大学受験とずっと続いていくことなので、今のうちに客観的な視点を持って勉強に取り組めたことは、受験を決意してよかったことの1つでした。
全国は広いんだなと親としては何とも言えない気持ちに…
反省点 意外とテストを受ける緊張感が味わえなかった
統一テストを受けるにあたって、学校とは違うテストを受ける緊張感を味わってほしいという気持ちもありました。
もちろん、ほとんどのお子さんにとってはテスト本番の練習になると思います。
でも、田舎の受験会場では1学年5人くらいしか受験生がおらず、受験する子同士で仲良くなって、いいのか悪いのかあまり緊張感はなさそうでした…
塾を探し入塾する
よかった点 自分に合った塾が選べた
当時塾にはまったく通っていなかったので、あわてて塾探しをはじめました。
周りに塾に行っている子さえいなかったので、わが家の塾探しはかなり難航しました。
最終的に4つの塾を体験し個別指導塾に決めました。
塾には相性があると思うので、出来るだけたくさん体験授業をしてお子さんに合った塾を選ぶことが大切かなと思います。
反省点 交通の不便さを甘く見ていた
今になって交通の不便さをすごく感じています。
体験した中で1番遠い塾を選んでしまい、往復車で1時間半かかります。
6年生になると夏休みなどの自習時間も増えるので、通いやすさも考えて選ぶべきだったと反省しています。
今はオンラインでの個別指導塾などもあるので、田舎の方でも色々な選択肢を考えてみてください。
習い事をいったんやめる
よかった点 勉強を中心に予定が組めるようになった
運動系の習い事を続けるか辞めるかに関してはかなり悩みました。
実は私の方が辞めなくてもいいのでは?と説得してしまいました…
今まで頑張ってきた習い事を今辞めたらもったいないという気持ちが私にはありました。
でも、長女には色々なことを同時に頑張るのは難しいという気持ちがあったようです。
結局5年生の間は続け、6年生の1年間は辞めるという形になりました。
辞めてからは、他の習い事のことを考えなくてよいので、塾中心に予定が立てられるようになった点がよかったと思います。
反省点 辞めたからといって勉強するわけではなかった
勉強を中心に予定は立てられますが、そのまますべての気持ちが勉強に向くわけではありません…
ダンスを辞めてもやっぱりダンスが大好きです。
気が付くと、YouTubeを見ながら踊っています!
でも、休憩時間まで口をはさんでもかわいそうかなと思うので何も言っていません。
習い事を辞めるかどうかは、どちらを選んでも後悔しないようにきちんと話し合ってみてください。
わが家のように、辞めたからといって勉強するわけでもなく、辞めないからといって勉強しないとも言い切れないと思いますよ☆
大会や発表会などのイベントを1つの区切りとして辞めるという選択もありだと思います。
朝勉をはじめた
よかった点 朝スッキリとした頭で勉強がはかどる!
長女は受験を決めてから、朝30分早く起きて勉強することに決めました。
とにかく、朝勉強をすることに悪い点は一つもありません!
早寝早起きの習慣が身に付き、朝は頭がさえている上に学校に行くまでという時間制限があるので、短時間で集中できます。
ぜひ、受験をお考えの方は朝勉も習慣にしましょう!
朝のノルマが全部終わったら動画を見たり本を読んだりしてもいいと言っていたので、朝の楽しみのためにも頑張って起きていましたよ☆
最後に
今回は、中学受験を決めた長女の5,6年を振り返ってみました。
よかった点も反省点も含め、どなたかの参考になればうれしいです。
これから中学受験を考えておられる方へ☆
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