今回は「本をたくさん読むのに、なぜか国語のテストでは点が取れない」というお悩みを持つお子さんに向けた投稿です。

これ、実は先日生徒から聞いたお悩み…

先生から国語の点数を上げるには読書が一番だと言われ実践しているのに、なぜ点数が上がらないの?

という疑問をお持ちの方へ!

ままちい

読書をしているのに国語のテストが苦手な子集まれ~!

読書は好きなのに、国語の点数が伸びない子の特徴

自分の感情を優先してしまう

小説をたくさん読むのに物語文で点数を取れない子は、物語の読み取りに自分の感情を優先させてしまうことがよくあります。

「自分だったらこう思う」「きっとこうに違いない!」と、本文に書かれている事実より自分の経験や感情を優先させてしまうんですよね。

なので、設問で問われている「登場人物の心情」を、「自分の心情」と間違えて解釈しているんです。

例えば、教科書で出てくるんですか、登場人物の「強い顔」という表現に込められた気持ちを答える問題。

上手く読み込めない子は、自分の経験から「強い顔」=「怒っている」と解釈します。

登場人物の行動や直前・直後の描写から、「強い顔」=「強い決意の顔」が正解の箇所です。

このように、本文の描写よりも自分の今まで強い顔で怒られて(怒って)きた経験を優先してしまっているんですね。

想像力で補って読んでしまう

本を読むことが好きな子は、ストーリー展開を予想することが得意です。

なので、知らない語彙や難しい表現、接続詞などを無意識に読み飛ばしてしまっていることがよくあります。

このタイプの子は、物語を作ることはとっても得意で、物語の続きを考える文章では満点が取れることも!

ただ、読解力となると、そのすばらしい想像力が邪魔をするんですよね。

テストでは、この「細かい描写」や「文のつながり」が問われるため、「読書量が多くても失点ばかり」という悲しい結末になってしまいます…

設問の意図を考えていない

また、読書をしているのにテストの点が取れない子の特徴の1つが、設問の意図を考えずに解答してしまうということ。

「どういうことですか」と言い換えを問われているのに理由を答えてしまったり、「なぜですか」という理由を問う問題に指示語の内容を答えてしまったり…

あまり問題文を読んでいないのか、聞かれたことを答えるのではなく、「自分の言いたいことやなんとなく目についた文章を抜き出してしまっている」なんてことはありませんか?

読むジャンルが偏っている

ファンタジーや小説が好きで物語文は得意でも、説明文が苦手というお子さんもいますよね。

そんなお子さんは、説明文や論説文などの、客観的な事実や論理展開を追う文章に触れられていません。

また、説明文は読めるけど、物語文は苦手なお子さんもいます。

どちらも、原因は「読むジャンルの偏り」です。

好きな作品は目いっぱい楽しんでほしい!

でも、読解力を高めるためには、読書ジャンルの偏りはあまりいいことではないのです。

ななめ読みをしている

読書をしているのに国語のテストが苦手な子は、本をななめ読みしていることがあります。

「本を読んでる」といっても、子どもがどのように読んでいるかはよくわからないですよね。

読むスピードが速すぎたり、あらすじを聞いた時きちんと答えられないお子さんは、本を読み飛ばしている可能性大です!

また、読書はよくしているのに、音読がスラスラできないお子さんも要注意です。

読み飛ばしている子は、言葉のつながりや意味を1つ1つきちんと理解できていないのです。

お子さんが読書をしているのに点数が上がらないことに悩んでおられたら、ぜひどのように本を読んでいるかまで観察してみてくださいね☆

最後に

今回は、読書好きなのに、国語の点数が取れないお子さんの特徴をまとめてみました。

色んなジャンルの本を読み、文章をしっかりと読むよう意識すれば、国語のテストも上がっていくはず!

読書が好きなお子さんは、読書嫌いの多い現代で、他の子より1歩2歩、いや100歩くらい前を歩いています。

ままちい

ぜひ自信を持って読書を楽しんでくださいね☆

採点のイメージ
【国語のせんせいコラム】学年末テストを採点しながら、字が汚い問題を考えたお話字が汚い子たちって同じ特徴があるなぁと感じたので、今回字が汚い子どもたちはこんなことに困っているよ!という投稿をしたいと思います。...