今回は赤ちゃんやきょうだいがテーマのオススメ絵本をご紹介します。
わが家は3人きょうだい(女・男・女)ですが、きょうだいができる時って色々環境がかわり大変ですよね。
でも下の子が生まれる前、上の子がきょうだいのいる生活を理解するのって難しいよう。
そこで絵本を通して、新しい家族との楽しくてワクワクする生活を体験してみませんか?
現在きょうだい関係で悩んでいる方にもオススメです☆
きょうだいが生まれる時に伝えたいこと

我慢しなければいけないことがある
わが家はきょうだいが生まれる時、下の子の面倒を見ている間上の子が我慢できるのかとっても心配だったのを覚えています。
特に2人目が生まれる時、すべて自分中心で回っていた長女が上手く下の子とやっていけるか不安でした。
絵本を通して、下の子がいると我慢しなければならない場面があることを自然と伝えてあげたいですね。
きょうだいがいることの楽しさ
きょうだいができると、我慢することもあるけれど、きょうだいがいるからこその楽しさもたくさんあります。
きょうだいがいるとどんな楽しいことができるのかを、絵本を通して具体的に想像できると、楽しみも増えるかなと思います。
きょうだいへの思いやりの心
きょうだいへの思いやりの心も、ぜひ絵本を通じて育ててほしいですね。
子どもがまだ体験したことのない感情を実感するのはとても難しいと思います。
主人公が感じた気持ちを、絵本から一緒に体験していきましょう!
自分を大切にする気持ち
きょうだいを大切にしたい気持ちと同じくらい伝えたいのが、自分自身を大切にする心です。
我慢が必要とはいえ、我慢しすぎると子どももつらい気持ちになってしまいます。
きょうだいへの気持ちと同じくらい自分の気持ちも大切にしなければいけないことが、絵本で伝わるとうれしいですね☆
オススメ絵本12選
ちょっとだけ
こちらの絵本は、色々な「ちょっとだけ」の頑張りを通して、主人公なっちゃんがちょっとずつお姉ちゃんになっていくお話です。
一生懸命がんばっているなっちゃんの姿が自分の子と重なり、最後のなっちゃんの「ちょっとだけ」のお願いは胸がいっぱいに…
絵本を通して、ちょっとだけ我慢しないといけないこともあるけれど、我慢ばかりはしないでねと伝えてあげたい絵本です。
同じシリーズで「おいていかないで」というお兄ちゃん&妹のお話もオススメです!
読み聞かせ | 1~3歳 |
ひとり読み | 4~6歳 |
オススメ | 姉・弟 |
花さき山
やさしいことをすると美しい花がひとつ咲くという花さき山。
妹思いのあやは「自分はいいから、祭の晴れ着を妹に作ってやって。」とおっかあに頼みます。
そんなあやの優しい気持ちが赤い花となって咲いたのだと、山のやまんばは教えてくれました。
双子赤ちゃんのお兄ちゃんが涙するシーンにも、思わずホロリ!
やさしいお子さんの花が、きっと今も花さき山で咲いているかもしれませんね。
読み聞かせ | 4~6歳 |
ひとり読み | 7~10歳 |
オススメ | すべての方へ |
いもうとガイドブック
妹の色んな行動について、かわいい絵とユーモアたっぷりの紹介文で教えてくれるこちらの絵本。
イギリスの絵本作家さんの作品ですが、世界共通で妹ってこんな感じなんですね。
- お姉ちゃんのつくったものをこわす
- お姉ちゃんのまねっこ
- 怖くて眠れないと一緒に寝る
なんかはよくあったなあとわが家も懐かしく思い出します。
オシャレやお化粧に興味しんしんな所は、女の子同士ならでは!
「そうそう!いもうとってそうなんだよね~」とお姉ちゃんは思わず納得!?
読み聞かせ | 4~6歳 |
ひとり読み | 7~10歳 |
オススメ | 姉・妹 |
あかちゃんがやってきた
「あかちゃんが うまれるの。」
と打ち明けられた時、お兄ちゃんはどんな気持ちなのでしょう?
赤ちゃんがやってくるまでのお兄ちゃんの心の内がよく分かる絵本です。
不安な気持ちもワクワクの気持ちもまっすぐ描かれていて、お兄ちゃんになるってこんな感じなのかなとほっこりします。
明るく爽やかな気持ちで赤ちゃんを迎えられるので、上のお子さんへの読み聞かせにオススメです!
赤ちゃん誕生のシーンは、お兄ちゃんと一緒ににっこりしちゃいますね☆
読み聞かせ | 2~4歳 |
ひとり読み | 5~7歳 |
オススメ | 兄・弟・妹 |
ぼくはおにいちゃん
お兄ちゃんになったノンタはお母さんが赤ちゃんばかりかわいがっておもしろくありません。
赤ちゃんは可愛いけど、邪魔な存在!?
揺れ動くノンタの気持ちにそっと寄り添ってあげたくなる絵本です☆
ノンタが赤ちゃんを置いていこうとするシーンは子どもたちもドキドキ!
読み聞かせ | 2~3歳 |
ひとり読み | 4~5歳 |
オススメ | 兄・弟 |
おかあさんがおかあさんになった日
お母さんがお母さんになった日、どんなことが起こったのかお子さんに教えてあげたいと思ったことはありませんか?
こちらは、お腹が大きいお母さんがどんなふうに赤ちゃんを待っていたのか、赤ちゃんが生まれる時お母さんがどんなにがんばったのかがとっても伝わってきます。
赤ちゃんが早く生まれるように院内を散歩するシーンはあるあるかも!?
実はこちらの絵本、私が生まれた時に母が友人からもらい、今でもわが家にあります!
昔からずっと愛されているお母さんの絵本をぜひ!
読み聞かせ | 3~5歳 |
ひとり読み | 6~8歳・大人 |
オススメ | すべてのきょうだいへ |
ぶーちゃんとおにいちゃん
お兄ちゃんのマネばかりするぶーちゃんは、お兄ちゃんが大好きです。
いつもかまってくれないお兄ちゃんがついにぶーちゃんに振り向いてくれたのですが…
「上の子ってこういうずるい所あるなぁ」「下の子ってこういう時すごくうれしんだよね~」と共感するところも多いほっこり絵本です☆
大人気バムケロシリーズの島田さんが作者なので、雑貨やおもちゃの絵がとってもかわいい&あのキャラクターも登場しているのでぜひ探してみてください!
読み聞かせ | 2~4歳 |
ひとり読み | 5~7歳 |
オススメ | 兄・弟 |
わがままいもうと
病気の妹はとってもわがまま!
でもお兄ちゃんはどんどんエスカレートしていく妹のわがままを一生懸命叶えてあげるんですよね。
お兄ちゃんって妹にこんなにもやさしいの?とびっくりするほど。
そういえば、わが家の長男もなんだかんだ妹のしりに敷かれている気が…
読んだら「こんなお兄ちゃんほしい!」と誰もが思ってしまう素敵なお兄ちゃんのお話です。
読み聞かせ | 2~4歳 |
ひとり読み | 5~7歳 |
オススメ | 兄・妹 |
おへそのあな
おへそのあなから、あかちゃんがみんなの様子をのぞいている姿がほほえましいこちらの絵本。
おにいちゃんやおねえちゃん、家族みんながあかちゃんの誕生を心待ちにしている様子が伝わってきます。
お腹のあかちゃん目線の絵本は新鮮でおもしろいですよね。
ぜひ出産前に家族で読んでもらいたい絵本です☆
みんなでお腹の中にいるあかちゃんを想像するとワクワク!
読み聞かせ | 2~4歳 |
ひとり読み | 5~7歳 |
オススメ | すべてのきょうだいへ |
みんなあかちゃんだった
赤ちゃんがどんな風に生まれてどんな風に大きくなっていくのか具体的に絵本で楽しく知りたい!というお子さんやママたちにオススメの絵本です。
いろんな人がたくさんいるけど、みーんなあかちゃんだった
という最後の1文がとっても印象的です。
子どもが大きくなってから読み返すと、こんなこともあったなぁと当時が懐かしく思い出されます。
読み聞かせ | 1~3歳 |
ひとり読み | 4~大人まで |
オススメ | すべてのきょうだいへ |
あなたのことが だいすき
あなたのことがだいすきってお子さんに伝えられていますか?
子どもを育てている時って、色んなことが精いっぱいでなかなかゆっくり子どもと向き合う時間がなかったりしますよね。
こちらの絵本は、お子さんとの今だけの時間をもっともっと大切にしたいと思わせてくれます。
やさしい絵とやさしい言葉が心にしみわたる絵本です☆
読み聞かせ | 3~5歳 |
ひとり読み | 6~8歳 |
オススメ | すべてのお母さんへ |
わたしのおとうと、へん…かなあ

こちらの絵本の主人公リリには障害のある弟がいます。
子どもが兄弟の障害を理解することって難しいですよね。
ありのままの弟を受け止めること・愛してあげることの大切さを絵本から感じ取ってほしい1冊です。
フランスの「幼年期と染色体異常を考える21世紀の会」提唱の作品です。
少し長めのお話なので、しっかり物語が読めるようになってから読むのがオススメです。
読み聞かせ | 5~7歳 |
ひとり読み | 8~大人まで |
オススメ | 障害児のいる方へ |
最後に
今回は、赤ちゃん・きょうだいができる時に読んでほしいオススメ絵本を紹介しました。
絵本を通じて、赤ちゃんとの生活を振り返るのもいいですね☆

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