絵本・児童書

いのちの大切さを伝えたいと思った時に読んでほしいオススメ絵本12選

いのちについての画像
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今回はいのちの大切さを伝えたいと思った時に、ぜひ読んでほしい絵本についての投稿です。

いのちという目に見えないものを子どもに理解してもらうのって、とっても難しいですよね。

でも、大切なことだから親として子どもにしっかりと伝えてあげたいと思いませんか?

なので

【いのち】についての絵本をいつから読んであげたらいいの?

【いのち】についてのオススメ絵本が知りたい!

といった方へ向けて☆

ままちい

やさしい気持ちで一緒に読んでほしい絵本を集めました☆

【いのち】の絵本はいつから読んであげたらいいの?

いつ

いのちについて考えてほしいとは思いますが、ではいつからいのちについての絵本を読んであげたらよいのでしょうか

生死が理解できるようになる時

生死について

1つの目安として、子どもが生死を理解できるようになった時に読んであげるのがオススメです。

近年子ども188人を対象に、生命を維持させる身体機能についてどのくらい理解できているのかといった研究がイギリスで行われました。

その結果から、4歳から7歳頃に段階的に死への理解が進んでいくということが分かったそうです。

生きる・死ぬということが理解できるこのタイミングで、【いのち】についての絵本を読んであげるのもよいですよね☆

4歳以前の子どもって生死についてどう理解しているの?

0歳前半ごろの赤ちゃんは、目の前にないものは消えてしまったと考えています。

お母さんがいなくなったら泣いてしまうのはそのためですね。

0歳後半ごろから、お母さんが目の前にいなくてもどこかに存在していること(対象の永続性)は理解できるようになります。

しかし、生命の存続という深い意味合いまでは理解出来ていません。

幼児期(1歳~3歳)ごろになると、見立て遊び(ぬいぐるみのクマを生きているかのように扱う)などがはじまるので、すべての物に命が宿っているという感覚を持ちはじめ、動いていると生きていると感じるようになります。

でも、眠っていることと死んでいることの区別はまだついていないようです。

※参考サイト allabout 『「子どもが死を理解する年齢」はいつ?年齢ごとに増していく死の理解

「いのちって何?」と聞いてきた時

分からない子どもの顔

子育てをしていると、必ず【いのち】について子どもから質問されます。

  • いのちってなに?
  • 生きてるってどういうこと?
  • 死ぬってどういうこと?

こんな疑問を言葉で説明するのって難しいですよね?

このタイミングで絵本をつかって、いのちを親子で一緒に考えてみましょう!

絵本を読み終わった後に、お子さんに感想を聞いたり、お子さんと一緒に意見を言い合ったりしながらいのちへの理解が進むとよいですね☆

家族やペットが死んだ時

枯れた花

悲しいことですが、家族やペットの死に直面した時、いのちについてお子さんとぜひ一緒に深く考えてみてください。

悲しい気持ちがある時だからこそ、いのちの重さについても深く理解できる時です。

なくなってしまうから大切にしないといけないんだという思いや、同じように大切な存在をなくしてしまった主人公が立ち直っていく姿から【いのち】に関わる様々な人の思いに触れてほしいなと思います。

きょうだいが生まれる時

赤ちゃん

自分の身近に新しい【いのち】がやってくる時、目に見えないいのちが目に見える形で実感できる時こそ、理解が深まるチャンスです!

我が家もきょうだいが生まれる時に、たくさんの絵本を読みました。

きょうだいができる時は、いのちを肯定的に理解できるチャンスでもあります。

いのちって素敵なもの・大事なものなんだというイメージが一緒に伝わるといいですね☆

家族のイメージ
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食育について考えたい時

食育(フードロス)

私たちが普段食べているものにもいのちがあるということを教えたいと思った時にも、いのちについての本を活用してほしいと思います。

【いのちをいただいている】という感覚と一緒に、食べ物を大切にする気持ちも教えていきたいですね☆

好き嫌いが多い時期食べ残しが気になった時などに、ぜひいのちの絵本を読んでみてください。

我が家でも『もうじきたべられるぼく』という絵本が、普段食べているお肉にもいのちがあったんだと子どもたちが気づくきっかけになりました。

食事に関する画像
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オススメ絵本

いくつかいのちに関わる絵本をまとめてみました。

ままちい

最後の3冊はわが家でも好評で特にオススメです!

ぜひお子さんと一緒に読んでみてくださいね☆

いのちのまつり

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自分のご先祖様って何人くらいいるか考えたことありますか?

たくさんの人たちがつながって今の自分がここにいるんだと気づかされる1冊です。

見開きのページがあって子どもたちだけでなく、大人も驚き感動させられます!

この本は『いのちのまつり つながってる』『いのちのまつり おかげさま』などシリーズで出ているので、色々読んでみてください。

読み聞かせ4~5歳
1人読み6~7歳

ずーっと ずっと だいすきだよ

小学校の教科書にも出てくるこのお話。

”僕”が大好きだった犬のエルフィーとのお別れのお話ですが、主人公の”僕”のとってもやさしくて前向きな姿に心が打たれます。

大切なペットや人とのお別れからいのちについて考えてみませんか?

読み聞かせ3~4歳
1人読み6~7歳

きみのことが だいすき

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小さな動物たちが暮らす森のお話です。

その森ではやさしい動物たちのやさしい言葉であふれています。

上手くできてもできなくても、子どもの存在自体をそのまま受け入れてあげることの大切さを教えてくれる本です。

自分自身が大切な存在なんだという気持ちから、いのちの大切さを感じてほしい1冊です。

言葉が分かりやすいので、小さなお子さんにも☆

読み聞かせ2~3歳
1人読み5~6歳

いのちのはな

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お母さんがくれた球根が色んな困難を乗り越えて、必死に花を咲かせるお話です。

いのちについてだけでなく、あきらめない心の大切さも伝わってきます。

生きていくのって大変だけど、こんな風に一生懸命生きて最期に花を咲かせられたらすてきだなと思わせてくれます。

ままちい

のぶみさん独特のユーモラスさと感動的なラストは必見です!

読み聞かせ4~5歳
1人読み6~7歳

かわいそうなぞう

戦争中、上野動物園で実際にあったお話です。

どうしてぞうは死ななければいけなかったのか?

ままちい

わが家でもかなりの論争になりました!

いのちにまつわる色々な立場・思いについて考えさせられます。

いのちについて、実話と共にぜひお子さんと考えてみてください。

読み聞かせ4~5歳
1人読み6~7歳

ビロードのうさぎ

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クリスマスに男の子の家にやってきた、ビロードでできたうさぎのぬいぐるみのお話です。

大切にされたぬいぐるみのうさぎが、いのちの尊さについて教えてくれます。

最期の男の子とうさぎの再会の場面に心打たれます。

読み聞かせ3~4歳
1人読み6~7歳

おじいちゃんがおばけになったわけ

この世に忘れものがあるために、死んだ後おばけになってやってきたおじいちゃん。

おじいちゃんが忘れたものは何だったんでしょう?

死】がテーマですが、2人のやりとりに心が温かくなる本で、大人のファンも多い1冊です。

読み聞かせ4~5歳
1人読み7~8歳

わすれられないおくりもの

賢くていつもたよりにされていたアナグマさん。

こちらも【死】がテーマのお話ですが、知恵や友情は【わすれられないおくりもの】としてずっと受け継がれていきます

いのちが終わっても続いていくものがたくさんあるんだということを教えてくれる1冊です。

読み聞かせ4~5歳
1人読み6~7歳

いのちのおはなし

95歳のわたしから、10歳のきみたちへ「いのちは、どこにあると思いますか?」

というメッセージが有名なこちらの絵本。

現役のお医者さんがかかれた【いのちのおはなし】は、いのちの重みや事実を子どもたちに真剣に伝えてくれます。

少し年齢が上がってきたお子さんに、ぜひ読んでもらいたい1冊です。

読み聞かせ7~8歳
1人読み9~10歳

うまれてきてくれてありがとう

わが家でもみんな大好きな1冊です。

赤ちゃんが生まれるまでのママ探しを、やさしい絵とやさしい言葉で紡いでくれます。

まだいのちについて分からなくても、生まれることの尊さを感じとることができるので、小さなお子さんにも読み聞かせてあげてください。

お子さんが大きくなってきたら、自分が生まれてきた時の話も織り交ぜながら楽しんでみてくださいね☆

読み聞かせ1~2歳
1人読み4~5歳

もうじきたべられるぼく

わが家で最近購入した絵本です!

TikTokの読み聞かせ動画が300万回再生された泣ける話、として聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

【たべられるぼく】の気持ちを考えたことがありますか?

お子さんの食育としてもぜひ読んでほしい1冊です。

【たべられるぼく】が最後にしたかったことみんなに伝えたメッセージはきっと心に響くはず!

私たちが普段忘れている【いのちをいただいている】という気持ちも思い出させてくれます。

読み聞かせ2~3歳
1人読み5~6歳

オーリキュラと庭のはなし

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長女が大好きな絵本です。

わがままで美しい花オーリキュラが、古い家に住むおばあさんの庭に植えられます。

そこでの草木たちとの出会いから、オーリキュラは色々な感情や【死】というものについて知っていきます。

悲しいだけでは終わらないいのちのつながりを、植物の物語から感じ取ってもらいたい1冊です。

絵も物語もかわいらしいので、女の子にオススメです☆

読み聞かせ4~5歳
1人読み7~8歳

最後に

今回はいのちに関する絵本をいくつかまとめてみました。

小さなお子さんだけでなく、大きくなったお子さんにもぜひ【いのち】の大切さを絵本で伝えてほしいと思います。

ままちい

色んな絵本を楽しんでみてくださいね☆

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