今回は長男の習い事、柔道についての話です。
運動が苦手な長男が柔道を楽しんでいる姿を見て、同じように運動が苦手でもスポーツを習いたい子にオススメしたいポイントをいくつかまとめました。
コロナ禍で思うように練習や試合が出来ない中、気づけば長男が柔道を習って3年も経っていました。
これからコロナが落ち着いて、たくさん試合にも出られたらいいなと心から願います☆
習い事に柔道オススメです!
柔道のオススメポイント
礼儀作法が身に付く

柔道などの武道はただ強くなることだけが目的ではありません。
例えば、柔道場に入る前後、練習の前後、試合の前後などに立礼、座礼などをすることで、礼儀作法が身に付きます。
また、座り方、礼の仕方も教わるので姿勢もよくなり、柔道着をだらしなく着ていると試合が出来ないので、身だしなみについても気を配るようになります。
我が家の通う柔道教室では、練習後毎回雑巾がけなどの掃除もするので、身の周りを整えることの大切さも少しずつ理解出来るようになりました。
他にも、試合に勝った時にこそ相手の気持ちを思いやる大切さを知ったりと、運動面だけでなく、精神面においてもすべてを整える心を学んでいると感じています。
※ 参考 柔道と礼について (『講道館』ホームページ)
準備するものが少ない
柔道は柔道着を準備さえできれば始められます!
最初は柔道着を借りることも出来ますし(習いたい柔道場に聞いてみてください)、購入しておさがりを下の子に使ったり、後輩に譲ったりすることもあるので無駄になることがありません。
こちらのサイトで柔道着の選び方、着なくなった柔道着の活用法などがまとめてあり参考になるので、ぜひ見てみてください☆
人の痛みが分かる
柔道は毎回、投げたり投げられたり、押さえたり押さえこんだりと痛いことも多いと思います。
その代わり、人の痛みがよく分かるようになります。
やんちゃな男子(長男のこと)には、自分がやったことが相手にどう伝わっているかがあまり理解出来ません。
柔道ではその痛みが自分でもよく分かるので、やんちゃ男子でも柔道を習っている子は外で乱暴していないと信じています!
また、勝ち負けがはっきりしていて、毎回負けると誰かが泣いています。
長男も初めて練習中の試合で負けたときは泣いていました。
負けるとつらい気持ちが分かるから、自分が勝った時も相手の気持ちを思いやることが出来るんですね☆
目標が分かりやすい

柔道は締めている帯で強さが分かります。
子どもたちの目標は黒帯です。
黒い帯を締めているお兄ちゃんやお姉ちゃんたちを見るたびに、親もあの黒帯を息子にも取ってほしいなと胸が高鳴ります!
ちなみに、子どもたち憧れの黒帯ですが、黒帯の上には紅白帯と紅帯があり、黒帯は段位の上では3番手ということになるそうです。
しかも、黒帯の中でも段が分かれているので、黒帯も奥が深いですね☆
黒帯の段位は初段~五段と大変広い範囲となっており、黒帯だから必ずしも実力が拮抗しているともいえません。
以上のことから、柔道の帯の色は強さのひとつの目安とはなりますが、同じ帯の色でも実力はさまざまといっていいでしょう。
https://sports-infoclub.com/judo-obi-color/#toc5 『スポーツなんでも情報クラブ』より引用
運動が苦手な子にオススメの理由
足が遅くても柔道には関係ない!
柔道のデメリットとしてよく言われるのが、練習しても足が速くなったりしないことが挙げられていますが、逆に言うと足が速くなくても柔道では劣等感なく習えます。
他にも、ボールが遠くまで投げられない・蹴られなくても柔道には関係ありません!
長男も運動苦手ですが、自信を持って取り組んでいます。
基礎体力がつく
柔道は基礎体力作りも大切なので、我が家の通っている柔道教室でも、馬飛びや階段上り下り、ドッヂボールなどをみんなでしながら基礎体力作りをすることがあります。
また、相手を投げたり押さえこんだりする過程で筋力もついてきます。
受け身の練習だけでも腹筋が鍛えられていますよ☆
基礎体力作りにこちらの記事もどうぞ☆
みんな初心者としてスタート
柔道を幼稚園や低学年からはじめる時は、みんな初心者なのでスタートラインが一緒です。
まじめに取り組めば、結果はついてくると思います。
幼稚園・低学年のうちは、体格差よりも気持ちの強さや体の使い方がよく分かっている子、相手の動きをよく読めている子が強いなと試合を見に行くと感じます。
体格のいい子が負けて泣いている所もよく見ます。
柔道を習う際の月謝
我が家は週2(コロナ前は週3)回の練習で、半年6000円です。
なので月謝でいうと、月1000円程度になります。
一般的には
・月謝 1,000円~5,000円
・道着 10,000円程度
・帯 1,000円程度
・試合に出る場合は登録料がかかることもありますが、1,000円程度
・初段は満14歳から昇段試験を受けることができますが、登録料として約20,000円
子供の習い事図鑑
程度の費用になるようです。
柔道を習う時に気を付けたいこと
ケガのリスク
どんなスポーツでもケガがありますが、柔道はケガが多いと思います。
実は今小6の長女も春まで柔道を習っていましたが、腕を1回折りました。
同じ柔道教室で他の子は折ったのを見たことがなく、我が家の場合は本人の不注意のせいですが、柔道を続けていくと色々なケガのリスクはあると思います。
スポーツ保険に入ることになりますし、指導者の先生も見ているので大事にはなりませんが、何かあった時のことも頭の片隅に置いておいた方がいざケガをした時慌てないかなと思います。
でも、柔道では受け身の練習を徹底的にするので、逆に普段の生活では大けがをしにくくなるとも言われています!

柔道教室によって厳しさが違う
我が家の通う柔道教室は、和気あいあいとした雰囲気ですが、柔道教室によってはかなり厳しい所もあります。
試合を見に行くと、それぞれ柔道教室によって雰囲気がまったく違うことがよく分かります。
厳しく指導してもらい強くさせたいのか、柔道を楽しく続けたいのか、基本方針をはっきりさせてから柔道教室を選んだ方がよいと思います。
最後に

思いついたまま、柔道のメリット・デメリットを書きましたが、柔道のよさが伝わればうれしいです。
最近、剣道を習っているお母さんから、剣道は”鬼滅の刃”のおかげで習いたい子が増えていると聞きましたが、柔道はあまり増えている実感がありません。
どちらも素敵なスポーツですが、もう少し柔道仲間が増えたらいいなと思います☆
参考に全日本柔道連盟のホームページも見てみてください。
自分の身を自分で守れるようになるので、女の子もぜひ!
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